ミニマルな暮らし

非ミニマリストの「服の減らし方5ステップ」

カワタは以前、ミニマリストを目指してものを大幅に減らした経験があります。

ミニマリストを目指す多くの方にとって、服は最初の関門なのではないでしょうか。

この記事は

ミニマリストになるほどではなく適度に服を減らしたい人に向けて
服を自分にとっての適量まで減らす方法

をお伝えするために書いています。

まず、自分の生活のシチュエーションの種類を考える

最初に服をなかなか減らせなくてがっかりした時に、自分なりに色々調べ原因を考えました。

そうしたら、私が無意識に比べていたミニマリストたちとの比較に意味がない、ということをやっと認識しました。

当たり前ですが、人によって必要な服の数は違うんです。

服が好きなら、減らすよりも数が多くても管理しやすい方法を探すべきだし、服を減らしすぎて心が貧しくなってしまったなら、気分よく暮らすにはもっと数があった方がいいということになります。

会社勤めでも服が少ない人がいる、家族がいても服が少ない人もいる、と妙なストイックさで視野を狭窄させてしまっていたのですね。

まず、自分が暮らす上であるシチュエーションをあげてみました。

  • 会社(オフィスカジュアル)
  • 休日(例:Tシャツ+デニム)
  • 部屋着(夏用と冬用)
  • スポーツ(ジョギング用Tシャツ、短パン、タイツ、ジョギングシューズ)
  • 冠婚葬祭(結婚式用ドレス+小物諸々)

ここで、本当に服の数を絞っている人は、もうシチュエーションから絞っている場合が多いと思うんですよね。

有名ミニマリストの方には、部屋着または寝間着を持たず、寝るときはインナーという方もいます。
冠婚葬祭も、必要な時に用意するとして常備しない人もいます。

他の人と生活の仕方が違うのに、服の数にばかりフォーカスしてしまう。有名なミニマリストたちとの持ってる服少ない選手権に無意識に勝手に参加して、疲弊してしまっていたのです…(そんな選手権どこにもない笑)

逆に、シチュエーションを細かく設定している人は、服が増えがちな印象を受けました。
例えば、以下のような感じ。

  • コンビニに行く用の服
  • ジムに行く用の服
  • 幼稚園にお迎えに行く用の服 …etc

あまり細分化してしまうと、わけがわからなくなってきて、いつの間にか服を手放さないためにわざわざ役割をひねり出すような妙な状況に…。

もちろん、服が大好きでどれも着る!という方もいらっしゃると思いますので、その場合はこの限りではありません。

シチュエーションで統一できるものがないか考える

自分なりに考えた結果、会社とプライベートを分けず、ずっと好きな服を着るというスタイルがいいと思いました。

ただ、完全に統一するのは難しかったので、トップスはなるべく共通にして、ボトムスを会社とプライベートで分けるようにしました。出社するときはスカート、休日はデニムという感じ。

また、スポーツも、休日に普通に着られるスポーツウエアすぎない雰囲気でデザインの気に入ったものに買い替えました。靴も普段でも履くようなデザインのものを購入(その前に履いていたジョギングシューズは蛍光色で普段のファッションには馴染まなかった)。

その後、結婚ラッシュが一段落したので、冠婚葬祭用ドレスとパンプスも一旦処分しました。

整理した後がこちら↓

  • 会社(カジュアル寄りオフィスカジュアル、トップスは休日も使えるものを)
  • 休日(デニムなどボトム中心)
  • 部屋着
  • スポーツ(ジョギングシューズのみ)

他にも、夏はあわよくば部屋着もスポーツも共通で使える服を意識して買ったら、意外といけました。(もう夏が暑すぎて、暑さをしのぐことを優先したら結局Tシャツ一択になっただけの気もします笑)

それで120着以上あった服を50着ほどまで減らすことができました。

私の場合、会社と休日で服を統一したら、もう少し数が減ると思います。
ただ、50着くらいが今の自分に無理のない適正量だと思っているので、このままリバウンドしないようにキープできればと思います。

ハンガーを整える

服が減ってくると、おそらくそれまで使っていたハンガーが余ると思います。

ハンガーの数を決めておくと、ハンガーにかかる分の服を持つように調整できるので服が増えにくいです。

ハンガーは、クリーニングに出した服についてくるなどで増えがちなので、一度思い切ってリセットしました。

思っていたよりだいぶハンガーの数が多くて、捨てるときびっくりしたのを覚えています。

また、後からハンガーを統一して買い直したら、さらにクローゼットが整いました。
(ハンガーの管理するようになり、リバウンドが大幅に減りました!パチパチ!)

服の処分がもったいないと思ったら、視点を変えてみる

服を減らす時に、最初明らかに不要な服を処分し、2週目になると、1週目には処分候補にならなかった服が候補に入ってきます。

2週目で処分されなかった服が、3週目になると不要な服に見えてくる…これを繰り返して減っていくのかなと思いますが、着ないことがわかっているのにもったいなくて手を下せない服があります。

そんな時は視点を変えてみてはいかがでしょうか。

  • 着こなせる人が持っていれば活躍できるはずの服が、使われていなくてもったいない
  • 着ない服が置いてある空間の方が、ふさがっていてもったいない
  • 値段のことは忘れよう、その迷う時間や気持ちの方がもったいない(服は基本的に、買った瞬間に値段の半分〜2割ほどの価格的価値しかないので、買った時の値段がもったいなくて手放せない時)

特に、買って一度も着ていない服は、ライフスタイルに合っていない、合わせる服がない、勢いで買ったけど実は好みではない可能性があります(つら…)。

手放す時は誰かに譲ったり、寄付するやり方を使えば他の必要とする人がその服を着てくれるかもしれません。

着ない服を収納している分の家賃を毎月無駄にしていると考えたら、別な視点でもったいないですよね。

【番外編】靴の減らし方

靴が大好きで、以前は20足くらい持っていました。

でも、20足の靴を1ヶ月で考えたら、1日ずつ違う靴を履いても20日もかかるし2回履く靴は半分だけ

そもそも履かない靴はいらない。

靴箱が小さかったので、靴が入りきっていないので気になっていました。

これも用途で考えたら、5、6足あれば足りるんですよね。

  • ヒール(会社用、冠婚葬祭共用)
  • ローヒール(仕事用と、休日用2種類)
  • スニーカー(休日用)
  • ブーツ(冬用、会社にも履いていける)
  • サンダル

何足もあったヒールは、高すぎて履かないもの、足に合わないもの、色が合わせにくいものを処分して、会社にも冠婚葬祭にも使えるものを残して処分。

ローヒールも1足にしたいのですが、立ち仕事の日の仕事用と、プライベート用で2足に…(妥協)。

サンダルは正直、夏しか履かないため1年のうち稼働期間が短いので買いたくなく…抵抗して買わずに何年か頑張ってみたのですが。

近年本当に夏が暑すぎて気づいたら買っていました笑。

(しかも5月からガンガン履いてる、買ってよかった笑)

必要なものを最低限で持ち、快適に過ごすのが目標なので、サンダルを増やしたのは良き判断でした!

こんな感じで、その時必要なものを柔軟に持てるように今後も精進ですね。