一人暮らしの日常

賃貸の部屋が雨漏りしているような気がする。

私は首都圏(東京ではない)で一人暮らしをしています。
一人暮らし暦は今年で9年目ですが、今、一人暮らしを始めて以来の疑惑を感じています。

(ここの天井、雨漏りしているかもしれない…。)

今回は、雨漏りについて書いてみます。

賃貸で雨漏りしているかもしれない…そんな時どうする?
  1. なぜ雨漏りを疑ったのか
  2. 本当に雨漏りしていた時の対処法
  3. 賃貸で雨漏りしたら部屋の保証はどうなるの?
  4. それでもやっぱり気になる…

1.なぜ雨漏りを疑ったのか
雨の日に部屋にいると、なんとなく、天井裏をポタ、ポタ、と水滴で打たれているような音が聞こえる気がするのです。あと、雨の時は天井紙が一部、湿気たようにふにゃふにゃになるように見える。試しにそのふにゃふにゃ箇所に手を触れてみると、少しひんやりしている気がする(疑っているので、気のせいかもしれない…でもたまにポタ、と音がするのは気のせいじゃない)。

以前も、台風の時に同じことになり、居住者の責任(?)を果たすような気持ちで大家さんに連絡して、管理会社の方に来て見ていただいたことがありますが、その時はなんでもなさそうといわれました。脚立を持って現れた作業着の方は、浴室の天井部分を外して屋根裏が見られるといって、浴室に脚立を持ち込んで天井裏を懐中電灯でチェックしていました。
そのあと、自分でも雨が降っている時に天井裏を覗いてみたりもしましたが、暗すぎてよくわからず…。ただ、確かに濡れている箇所が見つかる感じではありませんでした。

2.本当に雨漏りしていた時の対処法
実際、賃貸に住んでいて雨漏りした場合、どのような対処が必要になるのかを調べてみました。

1.雨漏り箇所の証拠写真を撮影
とても重要なのが、雨漏り箇所の証拠写真の撮影することです。何をさておきまず写真を撮っておき、すぐに管理会社に連絡しましょう。
雨漏りしているとわかっていながら放置していると、逆に損害賠償を支払わなくてはいけなくなる可能性もあるので、即対応しましょう。
また、雨漏り箇所の周りの家財も撮影しておくといい、とのことです(これは、家財に雨水がかかって後々買い直しが必要になった時、証拠写真があれば管理会社に交渉が可能とのことです。我が家は家具という家具はないので、これは不要かもしれない)。

2.雨漏り箇所の応急処置
雨漏り箇所は必ず応急処置をします。雨漏り箇所の下にはバケツなどを置いて雨を受け、それ以外の場所にはタオルなどを置き対処します。不適切な対応をして床や壁にシミなどを作ると、修理費用を負担しなくてはいけなくなる恐れがあるからです。
また、最低限応急処置をして部屋を傷めないようにする以上の自己修理はしないでくださいとのことでした。勝手な修理をしたために被害を拡大させたなど、あとでトラブルに発展するケースもあるそうです。

3.管理会社に連絡
写真を撮影し応急処置を終えたら、不動産屋さん、大家さんもしくは管理会社に雨漏りしたことを連絡しましょう。雨漏り被害の状況を説明し、修理がいつになるのかを確認するのが重要です。
手配が遅れたり、情報伝達がされなかったりして修理まで何ヶ月もかかってしまうなどの事態は避けたいですね。

3.賃貸で雨漏りしたら部屋の保証はどうなるの?
賃貸物件での雨漏りは、基本的には管理会社が修理費用を支払います。
日本では『賃貸人は、賃貸物の使用及び収益に必要な修繕をする義務を負う』と法律で義務付けられています。ですが例外もあり

借主に過失がある場合は保証対象外になります。

ですが、居住者が生活している中の手違いが原因で、部屋を傷つけてしまい雨漏りした場合は責任を問われる可能性があります。
その他にも
雨漏りを勝手に自分で修理してしまった
雨漏りを対処せず放置していて建物が傷んでしまった
などの場合も修理費用を負担しなければならなくなる恐れがあるので十分に気を付けましょう(私はこれが怖くて先手を打とうと大家さんにお電話したのです…)。

また、賃貸は契約時に必ず火災保険に加入して住んでいると思いますが、火災保険ははあくまで火・風・雪・ひょう等による自然災害が原因で発生した雨漏りにしか適用されません。
つまり、雨漏りの原因が建物の経年劣化やメンテナンス不足による場合は保証の対象外です。
居住者に過失のない雨漏りによる部屋の修理費用、家財の損害額は大家さんに請求しましょう、とのことです(大家さんは快適に住める部屋=雨漏りをしない部屋を提供する責任を果たすから家賃収入が得られるのですよね)。
大家さんの性格にもよるみたいですが、中には修理をケチって(?)、すぐに対応をしてくれないケースもあるとか(いやですね…)。そういう時は、不動産屋さんを通して雨漏りを理由に住み替えの引越し費用など請求できるみたいなので、きちんと知識を持って対応することが重要そうです。

4.それでもやっぱり気になる…
管理会社によれば、前回はなんでもないとのことでしたが、また台風が来て天井がふにゃふにゃしてきたら、しっかり天井裏を確認して証拠写真を撮ってやろうと思います(今の部屋はとても気に入っているので、できるだけ長く住みたいけど…)。