私は実家を出て以来、ずっと賃貸暮らしです。
今までに家賃交渉を3回してみて、すべてのケースで何かしら費用を抑えることに成功しました。
この記事は、
家賃交渉をしてみたいけどちょっとやりづらいなーと思っている人に向けて
家賃交渉のやり方
をわかりやすく書いています。
家賃交渉の基本(準備が大事!)
まず、基本的に仲介業者を通じて契約する場合、家賃を下げるかどうかの判断をするのは大家さんですが、交渉を持ちかけるのは不動産屋の担当者です。
窓口の担当者に、交渉に応じて入居してもらいたい人物と思ってもらえるよう、誠実な態度で挑みましょう。
下げて当然、という横柄な態度はNG!
まず担当者を味方につけましょう。
契約の時(入居前)
家賃
入居前であれば、大家さんは空室を埋めたいし、不動産屋さんはとにかく契約してほしい。
交渉は面倒がられることも多いけど、真摯に要望を伝えれば可能性は十分あります。
例えば契約を閑散期にすると、不動産屋さんは空いているし、大家さんは繁忙期に埋まらなかった空室を一刻も早く埋めたいので、交渉しやすい状況です。
あと、その物件が交渉しやすい物件かどうかの確認が重要です。
その物件が人気物件だったら、交渉に応じる必要がないので聞き入れてもらえることは少ないでしょう。
住みたい物件に不人気要素があるか確認してみましょう。
一般にいわれる物件の価値を下げる不人気要素はこちら↓
- 築年数が古い(20年以上〜)
- 駅から遠い(徒歩10分以上〜)
- 階建の低い物件
- 間取り・設備が古い…etc
物件の不人気要素に対して強気の家賃設定だと交渉の余地があります。
加えて、そのエリアの相場に合っているのかも大事です。その物件の空室状況なども合わせて考えて、にこやかに強気に交渉してみましょう笑。
その他の初期費用
家賃を値下げできればそのあとずっと固定費を下げられるのでベストですが、正直うまくいかないこともあります(だめもとですね)
入居前であれば、契約時に初期費用に入っている超不要なオプションを外す交渉の方がやりやすいと思います。
- 仲介手数料(1ヶ月分は取りすぎ&共益費は含まない)
- (絶対不要オプション①)24時間安心サポート的なやつ
- (絶対不要オプション②)害虫駆除費用
- 書類作成費(個人的には出会ったことないですが、あるみたいですね)
- 指定の火災保険(もっと安い保険あります)
- 保証会社利用料(最近いっそう必須っぽくついているようです…)
私はこれらの費用をほぼ支払ったことがないので、
初期費用は10万円以上払ったことはありません(どーん!)
(家賃の安さがバレる…笑)
不要なものを不要ですと伝えることは何も悪いことではありません。
初期費用の見積もりに記載されている項目を、横線で消していらないですっていえば、普通に外してくれる場合もあります。
しつこくつけようとしてくる場合は、一旦お店を出てもいいと思います。
専任媒介以外の物件であれば他の不動産屋でも契約できるので、他のお店で相見積もりをとり良心的な不動産屋さんを探しましょう。
更新の時(入居後)
多くの賃貸物件は、住み始めて一定期間経つと更新があります。
更新書類が送られてきて、引き続き住む場合は書類を記入し期日までに返送し更新手続きをします。
この時、書類に次の契約期間の家賃が記載されています。
多くの場合家賃は据え置きの印象ですが、中には値上げする大家さんもいるようです。
更新時に家賃の値下げを交渉する時のポイントはこちら↓
- 同じ物件に空室が出て募集していたら、その家賃を調べてみる
- 近隣の似た部屋の家賃相場を調べてみる
当たり前ですが、部屋は入居した時より古くなっています。
時間とともに周りの住環境にも変化があったかもしれません。
(近隣の大型スーパーがなくなった、近くにパチンコ屋ができうるさくなった…など)
現在のその部屋の価値と周りの現在の家賃相場を比べ、自分の部屋が割高になってきていたら、交渉の余地ありです。
特に、同じ部屋に住み続けている人は知らない間に周囲の環境が変わっている時があります。
しっかりリサーチして、根拠を持って不動産屋さんに交渉しましょう。
事例:カワタの場合
大家さんに直接メールして、家賃500円の値下げに成功
当時大家さん管理の部屋に住んでいたので、送られてきた更新の書類を確認後、すぐに大家さんに直接交渉のメールをしました。
交渉らしいことをしたというよりは、とりあえずいうだけいってみた感じでした。
そうしたら、そのあとすぐに「わかりました、500円下げますので新しい書類を送りますね」との返信が。
…500円かよっ!
と当時は思いましたが、大家さんからしたら下げたら最後、そこからずっと収入減なわけですから、よく下げてくれたなと。
メールに、
家賃を滞りなくお支払いいただいているので下げますね
みたいに書いてあったので、毎月しっかり家賃を払っていることは重要みたいです(だめ、滞納ゼッタイ)。
更新時に不動産屋さんに電話をして、更新手数料をカット
更新の書類が来た時、家賃の交渉の電話を不動産屋さんにかけました。
その時は担当者の時点で家賃交渉を断られてしまい、更新料カットの交渉に食い下がったのですがこちらも同様にうまくいかず。
結局、更新手数料カットで決着。
(更新手数料は新家賃0.5か月分…笑)
大家さんとの家賃交渉を面倒がった担当者にそれで対処された気もしますが、額にして25000円くらいだったので、成功としましょう。
不動産屋さんに電話して、更新料を全カットに成功
この時は電話する前に念入りにシミュレーションしました。
交渉内容は、家賃の値下げか、更新料のカット。
時期的にコロナの影響でボーナスカットされた年だったので、家賃を下げてほしい理由として年収ダウンを素直に伝えました。
あと、部屋は気に入っているので住み続けたいというアツい気持ちも笑
結果的に、担当者を味方につけることに成功し、大家さんに伝えてくれ、
更新料の支払いはなしになりました!
(ただ、次回は必ずお支払いくださいねと釘を刺されています…笑)
まとめ:日頃の行いは大事
家賃交渉というと、がめついイメージを持ったり、言い出しづらいかもしれませんが、やってみると意外と普通に対応してくれることも多いです。
なんとなくですが、日頃家賃支払いをちゃんとしているのが地味に効いている気がします。
私は家賃を振り込みにしており、払う時はできるだけ早く支払うようにしています。
例:6月中の支払いだったら、6月1日の朝に払う
大家さんがどこまで気にしているかわかりませんが、支払いが早かったら嬉しいですよね?(多分)
私は嬉しいです!笑
なので、家賃をちゃんと払うとか、ゴミちゃんと出すとか部屋をきれいに使うとか、日頃の小さい行いが効いてくるのかもしれません。
下がればラッキーくらいの気持ちで、だめもとでチャレンジしてみてはいかがでしょうか^^