一人暮らしの日常

友達に誘われてゆる筋トレ会に行ったら、なぜか生まれて初めてベンチプレスやることになった。

先日、友人の家に泊りに行った時の話。

友人はシェアハウスに住んでいて、そのシェアハウスもトレーニング設備のある小規模なジムが付いているイケイケハウスです。そのシェアハウス住人にパーソナルトレーニングをしている方がいて、不定期で筋トレ会をやっているとのこと。参加してみる?と誘われ、あまり深く考えずに参加してみることに。
(ちなみにカワタはインドア派中のインドア派で、万年運動不足。ゆるくヨガ、ジョギングくらいは好きだが運動全般は好きじゃない。道具を使う運動は特にキライ笑。最近徐々に胴体周りのお肉が気になってきた)

友人「いっとくけど、その人ガンダムみたいな体格の人だからね」
カワタ「そんな胸板あついんだ笑。さすがプロだね」

体をあっためておこうと友人と早めにトレーニングルームに行く。ベンチプレスや懸垂をするらしい設備がある。まあこの辺の装置は私には無縁だな、と思いながらテキトーな柔軟をしていると、噂のトレーナー(爽やか好青年)が登場。

(確かに肩周りが相当分厚いなあ)

腹筋とか背筋とか、腕立てとか、そういったよくある筋トレを音楽でもかけながらみんなでやるのかなーと思っていたら、他数名の住人も集まってきて筋トレ会が始まる。

トレーナー「今日はみなさんに基礎からベンチプレスをお教えします。1時間、時間をとってありますので…」

(ん…今このひとべんちぷれすっていった…?)

爽やかトレーナーはいかにも腹から出てる感じの声で、ベンチプレスが全身運動で効果的に全身を鍛えられるトレーニングであることを説明している(体を反らせて胴体の上でバーベルを上げて下げて…というジェスチャーをするトレーナー)。
私はトレーナーの太すぎる上腕二頭筋が気になりすぎながらも、今更帰るともいえず、なんともいえない気持ちのまま、おとなしく説明を聞く。

まずは肩甲骨周辺をしっかりほぐしてあたためる必要があるとのことで、その辺にあった軽めのダンベル(軽いといっても3kgもある‼︎)を持って肩、腕周りを上げ下げするストレッチを2種類やる。(結構これだけでも運動してる感があるなあー、とはさすがにいえない)

一連のストレッチを終え、トレーナーは実際にベンチプレスのベンチ部分に寝そべって重りのついていないバーを上げ下げしてみせ始める。相変わらずいろいろ説明をしてくれているけど、カワタはどう考えても自分が場違いすぎて心ここにあらず。でもがんばって聞く。

一通り説明を受けたあと、一人ずつやってみて、フォームのアドバイス等を受ける。
私も流れでやってみるが、自分の体がどう動いているのか、本来どう動かすべきなのか一切わからないし、重りなしとはいえカワタにとってはバーは重すぎで(15kgということだったが‼︎)、震える腕で何度か上下させて終わった(ああ、早く帰りたい)。

その様子を見たトレーナーは、カワタがあまりにも初心者すぎて、できなすぎてフォローしてくれた。

トレーナー「あとでダンベルでできるトレーニングを教えるんでやってみましょうね!」
カワタ(まだ帰してもらえないんだ…(絶望))

そのあと、ベンチブレスのベンチを傍に出して、ダンベルのみでやる方法を教わり、やってみる。ダンベルは一つ3kgだから、両手分合わせてもバーの半分以下の重さなのだが…。
やはりカワタは自分の体の動きが全くピンとこず、そのピンとこなさがトレーナーにも伝わっている空気。見かねたトレーナーが私の手からダンベルを受け取って、代わりに重りを外した小ダンベルの軸(2kgもない)を1本渡してくる。

カワタ(これならできる…!フォームを気にかけながらあげられる…!!!驚)
トレーナー「フォームが今まで(できていなかった時)と全然違うのがみなさんわかりますか?男性特にそうですけど、エゴは捨てて、適切な重さでフォームを意識してやりましょうね!」

私、エゴもなにも、何もわからないままいきなり15kgのバーベル持たされてたん!!!笑
こういうところから、怪我とか事故とかちょっと起こったりするんだろうなあ…(遠い目)
あ、むしろ逆か。カワタみたいなのが震える手でバーベルあげてたら、さっきのトレーナーさんみたいにずっと支えててくれるのか…。

とにかく、もう誘われても、二度と行かないことを誓いました笑(詳細な内容を一切確認しなかったカワタのみが悪い…笑)
みなさんもお気をつけくださいね。