ミニマルな暮らし

テレビなし生活を9年してみた結果。

一人暮らしの我が家には、テレビがありません。
今や若者を中心にテレビを持たないライフスタイルも珍しくない印象がありますね。私は大学卒業とともに実家を出て以来、テレビを持たない暮らしをしています。
実際は、高校受験で勉強のためテレビから離れたことをきっかけに、テレビそのものに興味がなくなり笑、代わりにラジオや読書に興味が移っていった気がします(最近は面白い番組がないという話も聞こえてきたり…)。そういう意味では、もう15年以上ちゃんとテレビを見ていないともいえます。実家にはテレビがあり、両親(主に父親)は見ていますが、私は実家に帰った時、テレビの音がなんだかうるさく感じてしまうことも多いです。

私が感じるテレビなし生活のメリット・デメリットを以下にあげてみます。

メリット
1.部屋が広くなる
2.コスト削減
3.時間の節約
なんといっても、部屋が広く使えるのは私にとっては一番重要です。
テレビってなんであんなに部屋の中で存在感を発揮するのでしょうか(訳:アレとても邪魔ですよね)。あの黒い大きい感じがすごく意識に入り込んできて好きになれません(以前家具家電付きの部屋を借りた際、立派めなテレビが備え付けてありましたが、撤去してもらいました笑)。一人暮らしの部屋は決して広くなく、空間をいかに広く見せるかが私にとっては大事なテーマなのですが、テレビさえなければひとまずOKまであります。

かつては3種の神器の一つともいわれ、一家に一台必ず求められたテレビですが、今はかなり高性能のものがお手頃価格で買えますね。とはいえイニシャルコスト(テレビを買う値段)と、ランニングコスト(見るための電気代、NHKの受信料など)がかかります。仮にテレビを買う約2万円、電気代約NHK受信料約1万5千円/年、電気代も少々…とお金がかかれば、バカにできませんね。私は不要な出費は好きではないので、これはいただけません。
同じく、無駄な時間を過ごすのもいただけないのです。

デメリット
1.金曜ロードショーが見られない
2.スポーツの試合を大画面で見たくても見られない
3.代わりにYouTubeめっちゃ見てしまう
私はここ10年くらいテレビなしで暮らしていて、テレビが欲しいと一回も思わずここまで来たのですが、パッといくつかのデメリットをひねり出しました。
ネットニュースで今日の金曜ロードショーの予告が流れてくると、それがたいてい程良い映画だったりしてちょっとみたいなーとおもうことがあります。別にサブスクでいつでも見られる作品ではあるのですが、なんか今夜金曜ロドショー見よーて気持ちが程良いんですよね。それはテレビでしか味わえない気持ちだと思います。

私はスポーツは見ませんが、スポーツが好きな方の試合観戦に傾ける情熱はすごいですよね。あの熱量はPCの画面で観戦したのではいまひとつな気がしますので、好きなスポーツや熱心に応援しているチームがある方は、テレビがある方がQOLが上がる気がします(サッカーとか、野球とか、お相撲とか想像しやすい)。
YouTubeめっちゃ見るは私の実体験ですが、これは自分が興味のある分野の情報収集等も含むので、一概にデメリットとは呼べないかもしれません。ただ、ぼーっとYouTubeサーフィンをしている時間もちょくちょくあるので、これは時間を決めてたしなむのが良さそうです。

結論:テレビの要不要は人による(それだけは言っちゃダメ)
私個人はテレビを持たない今のライフスタイルをとても気に入っているのですが、いろいろ考えた結果、テレビがあった方が日常が充実する方も一定数いるのだろうなと思いました。家族構成、趣味、家での過ごし方などによって持ち物は変わりますからね。私はSNSもあまりやりませんし、テレビがないおかげで家にいて何も音がない状況の時などナチュナルに情報断捨離、デジタルデトックスができている気がします。
テレビの代わりにiPadで音楽やラジオを流している時間も多いので、そういう点では変わらない気もしますが笑

ミニマリスト、持たない暮らしといった価値観が流行し、テレビを手放したという方もいると思いますが、私の場合は最初から買わずに今に至っているので、特に今の暮らしを変える予定はありません。

今回の記事を書くにあたり、他のブログなども拝見しましたが、みなさま概ねテレビなし生活を満喫されている様子でした(そりゃそうだ)。今テレビをお持ちで興味のある方は、一度テレビのコンセントを抜き、一時的に押入れ等にしまって「期間限定テレビなし生活」を試してみてはいかがでしょうか。それで本当に不要だったら、テレビを手放してみてもいいのかもしれませんね。